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この夏子供達と一緒に読みたい本として
ご紹介したい
「心に響く小さな5つの物語」
我が家では発売当初に子供達と一緒に読みました。
1話の「 夢を実現する」ではイチローの小学生時代の作文も紹介されています。
また最後の「縁を生かす」は読む度に涙なしには読めません。。。
何度読んでも、読んだだけ心に染みいる本だと思います。
そして片岡鶴太郎氏の挿絵が温かく内容とともに心洗われます。
当初感想文コンクールもされていて、
ちひろに書いてみる?と言ったら(図書券にひかれて!?)メールで送ってくれました。
出版社さんの許可を得まして、
成長の思い出に記しておきたいと思います。
「作文でござい」というタイトルで届いたちひろの作文
お母さんが、上山さんという脳外科医のすばらしいお医者さんの雑誌のページを読ませてくれました。
イチローは「夢を実現する」の中で野球選手になりたいと思っていますが、私は上山さんのようなお医者さんになりたいと思っています。頭痛でよく寝込んでいたお母さんをなおしてあげたくて、2歳ぐらいのときからそう言っていたそうです。私は、まだ四年生ですが六年生になったら卒業するときに書く作文に何を書くかお兄ちゃんが書いているのをみたときにすぐ決めてしまいました。イチローのように、将来なりたいもののことを書くのです。しかし、くわしくはまだ決まっていませんでした。ですから、イチローの卒業の作文を見て自分もこのようにどんな感じでがんばってこれたかを書きたいと思いました。他のことは、二年間かけてじっくりと考えていきたいなあと思っています。
最初に書いたように、わたしはお医者さんになりたいと思っています。ですから、「縁を生かす」のなかでお医者さんになった子の話が出てきたときはとても夢中になって読みました。そのお話に出てきた子は、最初は愛情いっぱいの中でとっても幸福だったのに、お母さんが亡くなってから、気持ちがあれてだんだん不幸になっていってしまいました。そのような子でもすばらしい先生との出会いがあってお医者になれたんですから、私もがんばればなれると思います。
私には、お話に出てくるような先生はいなくても、いつもそのように幸せの手をさしのべてくれる両親がいます。私は、この子にとっての人生の扉の鍵は先生の言葉によって作られていったんじゃないかと思います。ですから、両親に感謝して、ひとつひとつの出会いを大事にしていけば、鍵は自分の心の中で作られていくのだと思います。
井上ちひろ
ちーちゃん、ありがとう。
夢いっぱいはいいね。
がんばって♪ ママより